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2012年5月29日 (火曜日)

いまこそ、ワーク・ライフ・バランス〈男女共同参画審議会〉

Img_0002_1_2昨日、今年度最初のいわき市男女共同参画審議会が開かれました(写真は昨年の委員委嘱時のもの)。

男女が対等なパートナーとして生きていく、というのは当たり前のことのはずですが、世の中なかなかそうなっていません。また、大事なことなんだけど「意識の問題」が大きいので、政策評価もなかなか難しい分野です。

本日の「お題」は、男女共同参画の視点でも防災対策、昨年度事業の実施状況の報告、そして今後の「ワーク・ライフ・バランス」の推進について、などでした。

いわき市のプランでは114個の施策が並んでいますが、例えば「○○講座を開催し、○人が参加した」ということでやったことになってしまいます。「やったかやらないかではなく、どういう成果が上がったかをABCDぐらいで評価すべきだ」と発言しました。審議会のような場で政策評価をするにも、行政側から与えられた資料に基づいて行うだけでは、正直言って十分とは言えません。各部署から上がってくる自己評価は例えば「○○活動全体を通して、体系的な取り組みが展開された」などとあります。う~む、何を言っているのかさっぱり分からん。行政の施策をホントに進めるには、もっと深く、かつ専門的に突っ込んでいかないといけないと痛感します。

今年度の大きなテーマである「ワーク・ライフ・バランス」。男も女も仕事ばかりじゃなく、家庭生活も充実させましょうね、男も家事や育児にちゃんと取り組んでね、ということですが、震災後、日本社会の先行き不安な中「仕事があるだけでもありがたい」という状況で、この言葉にどう説得力を持たせるのか、発信力が問われるのではないか、ということも申し上げました。日本人は働き過ぎ、日本人は家事・育児を女性に任せすぎ、ということは改善の必要があるでしょうが、日本経済そのものがこの先、ホントに持続可能なのかも不安な中、何故ワーク・ライフ・バランスなの?ということはうまく伝えていく必要があります。

阪神大震災では、女性の悲しい性被害が多くあったそうですが、東日本大震災では比較的少なかったということです。しかし、避難所で若い女性が男性から生理用品を受け取るのが恥ずかしいといったこともあり、災害時に女性の視点が欠落していたということがあります。それを受けて、いわき市の防災会議に女性を登用する方向性が確認されました。これは大変よいことだと思います。どんな委員さんが選任され、施策にどんな風に反映されるのか、注視したいと思います。

やるべきことはたくさんあるのですが、いわき市男女共同参画センターはスタッフがわずか3人。役所の人員配置も大変なのは分かりますが、せめてもう1人ぐらい増やしてよね~、と思います。センターの皆さんがこのテーマを進めようと孤軍奮闘されているのは間違いありません。

なお、この審議会はなるべく情報公開が必要だと考え、一般市民の傍聴や会議録の公開を昨年、提案しました。今回もお1人が傍聴されていましたし、これまでの会議録も公開されています。是非多くの方に関心を持っていただきたいと思います。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/jinken/2668/013535.html


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