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2011年12月11日 (日曜日)

にわか天体観測家に〈皆既月蝕〉

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12月10日23:05から23:58にかけて、11年5カ月ぶりに全過程が見られる皆既月蝕が起こりました。全国的にたくさんの方がご覧になったと思いますが、我が家も珍しく天体観測にいそしみ、写真を撮ってみました。

まず写真の説明をすると、左上が月蝕が始まる前の様子。たくさんのひつじ雲が流れて月の全貌は見えませんでしたが、月蝕が進むにつれ鑑賞者に配慮するかのように雲1つない好天になっていきました。右に2枚目、3枚目と月蝕が進み、下段左4枚目が皆既蝕の状態。再び月が姿を現し、5枚目、6枚目と進みます。

Xmg_0511カメラの機械的性質によりますが、明るいところがあると暗いところは真っ暗に写ってしまい、皆既蝕の時はほの赤く全体が見えるので、他の写真よりむしろ明るく写ります。私はご覧(→)のような態勢で三脚に一眼レフデジカメを据え、望遠レンズを取り付けて撮影しました。いつもはオートマでしか撮りませんが、うまくいかないのでピントもシャッター速度もマニュアルにして何とかいい感じになりました。それでも月はそれほど大きくは撮れず、上の写真はトリミングしてやっとこんな感じということです。

今回面白かったのは、フェイスブック(FB)上でたくさんの人たちがリアルで鑑賞していたこと。PCやスマートフォンでコメントが続々寄せられ、さまざまな写真もUPされていきました。今までなら家族だけの世界ですが、FBのようなコミュニケーションツールが広がったことにより、日本中の人たちと時を共有できるようになったのです。ある意味、とてもすてきな時代が訪れたと思います。

時系列でこんなコメントが飛び交っていました。
「お月様を見てくださ〜い。かけはじめましたよ。
まだ10分ちょっとしか経たないのに、けっこう欠けてきてますね
久しぶりに望遠鏡を出しました。
コートきてひとり月見酒。お月さまのお陰でわびしくない。えへ。
「あの影が我らの地球かあ。自分が月を隠してるような気になってきました。」(私のコメント)
地上で様々なことがあっても、そんなことは関係なく星は光るし月はかけるのだなぁ。自分の抱えてる悩みなんてちっぽけすぎるなぁ
月がなくなる・・・
皆既月食こんなにはっきり観察できたの初めて‼  感激です(((o(*゚▽゚*)o)))
てっぺんすぎて首いてー。
月食観察中。元天文地質部の血が騒ぐ。
「今、長男と自転車で原宿〜六本木ヒルズ〜六本木ミッドタウンとイルミネーションを見て回り、夜空を見上げたら・・・あっ!今晩!!  急いで我が家に帰り、あったかコーヒー飲みながら皆既月食ショー。」
お月様が赤いねー・・・。ちゃんとこの時間、雲が晴れてくれるっていうのが素敵。
ウォールが、いろんな月食写真でいっぱい!
そろそろ本影による月蝕が終了です。あとは半影だけに…
月蝕もほぼ終了。こうしてみると、月ってきれいなもんですね。」(私のコメント)

大自然の中で起こった1つの現象ですが、人間は様々な喜びや悲しみに包まれていて、それらを超える宇宙の大きさに気づかされるひとときでした。

月で思うのは旧暦のことです。旧暦はご存じの通り、月の満ち欠けの周期で暦を作っていますが、日本の年中行事は本来旧暦に基づいているため、今のカレンダーでは季節感のずれを感じるのが常です。今年で言えば、旧暦1月1日は新暦2月3日、桃の節句3月3日は新暦4月5日、五月雨(さみだれ)が降る5月は新暦6月2日から、七夕の7月7日は新暦8月6日。いずれも旧暦の方が季節にマッチしています。そんなことから、旧暦も併用する方が日本の季節感を維持できるのではないか、とよく考えます。そんなこんなで、月が脚光を浴びた一夜でした。

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