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2011年10月16日 (日曜日)

3・11から今日まで(その2)

その1を書いたからにはその2を書かねばなりません。が、前回も書いたように、この数カ月の私のミッションは会社の新システム立ち上げで、8月21日の本稼働から約1カ月半は帰宅が24時から25時という毎日で、仕事に忙殺されておりました。と、まずは言い訳を書いた上で、前回の続きを。

Dsc110406_049この間、一番嬉しかったのは、4月6日、今春小学校を卒業した次女の卒業式(正式には「卒業証書を授与する会」)が開けたこと。震災で学校が休みになり、6年間の総まとめに充実感を高めていた娘と娘のクラスがブツリと寸断されてしまったのは、とても悲しかった。卒業式が延期になった時点で、1年かかっても必ず卒業式をやってあげよう、と心に誓いました。

小学校側の配慮で、それは私が無理な交渉をするまでもなく実現しました。中学校の入学式の日、午前中に入学式が行われ、その後、午後に小学校で卒業式。前後は逆になりましたし、中学校では中学生になった喜びに包まれ、小学校に来たらまた子供達が小学生に見えるという不思議な感覚でしたが、とにかく良かった。

Dsc110406_068校長先生から1人1人卒業証書をもらえたし、練習してきた「旅立ちの日に」もみんなで歌えた。私もPTA会長としてお祝いの言葉を述べさせてもらいました。

「地震のお陰で、一番大事な最後の7日間がなくなっちゃったね。学校に行くこと、勉強すること、友達と生活することは当たり前のことだと思ってたけど、当たり前じゃなかったと気がついたんじゃないかな。スイッチをつけたら電気がつくことも、蛇口をひねれば水が出ることも、コンビニでパンやおにぎりが買えることも、ガソリンスタンドでガソリンを入れて車に乗ることも、当たり前だと思ってたけど、当たり前じゃなかったんだ。たくさんの人たちがこういう便利な世の中を作ってきたんだよ。『世界がもし100人の村だったら』の中に、こんな一節があります。『もし冷蔵庫に食料があり着る服があり、頭の上に屋根があり寝る場所があるなら…あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています』。そう、みんなは世界の中で恵まれた25%にいるんだよ。こういう世の中を誰かが作ってくれた。みんなはこれから中学、高校、社会へと向かっていくけど、長い時間をかけて、社会のために自分は何が出来るか、社会の中で自分が果たせる役割は何かを見つけて欲しい。」
泣かないで話そうと思いましたが、話しながらやっぱり泣けてきました。

Dsc110409_0994月9日には、小名浜まちづくり市民会議が小名浜のサクラ開花宣言を行いました。津波をかぶったサクラの木が、今年も開花してくれました。

Dsc110416_1304月中旬には、魚市場近くで長年包装資材を販売していたHさん宅のがれき撤去のお手伝い。がれきって言ったって、ついこないだまでは商品だったり、生活用品だったりした品々。ただ捨てることしかできない虚しさがあります。うちの娘たちも手伝い、いくらかお役に立てたかな。

Dsc110501_0655月1日には、星薬科大学100周年記念事業で、小林研一郎さん指揮のコンサートが品川Dsc110528_016で行われました。このコンサート、震災が起こったということで急きょチャリティコンサートになり、小林さんなどのギャランティはいわき市内の被災した学校に楽器として寄贈され、演奏会の収益は同窓会からやはりDsc110927_076市内の被災校に理科の実験器具として寄贈されました。本当にありがたいことです。9月27日には同窓会の皆様がいわき市を訪れ、吉田教育長に目録を手渡しました。また、5月28日には100周年の記念式典が行われ、お招きを受けて出席しました。

Dsc110508_0045月8日には、アート&セラピー協会の主催で、タウンモールリスポにおいて「アトリエ・ツリーハウス」が行われました。自由に絵を描くことを通して、子供達の心を開放しようという事業です。

Dsc110511_0245月11日には、小名浜東小学校の子供達を励まそうと、家庭科の時間としてフルーツアートの体験が行われました。日本フルーツアートクリエイター協会の村上しずかさん、高梨由美さんが6年生に技を伝授してくださいました。いわき市出身の高梨さんのご縁で、9月23日にはNPO法人無形価値評価・認定センターとセベバレステロスゴルフクラブの主催で、セベにおいて「未来へのステップ」というイベントが行われました。フルーツアートやバルーンデコレーション、パターゴルフコンテストなどで子供達が楽しい一時を過ごす場をご提供いただきました。特別顧問のヤンキー先生こと義家弘介参議院議員も駆けつけて下さいました。

Dsc110911_013この他、小学校で放射能の除染作業やPTA広報紙で子供の心のケアに対するインタビュー記事の掲載など。わずかのことしか出来ませんでしたが、仕事の合間に少しだけ、地域の復興に関わる活動のお手伝いをした次第です。

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