« レ・ミゼラブル-ちょっと背伸びした本に挑戦〈読み聞かせ〉 | トップページ | 究極の失望〈菅内閣不信任案〉 »

2011年5月25日 (水曜日)

2011年3月11日

Xsc110312_029忌むべきあの日からあっという間に2カ月半、75日が過ぎました。最後にこのブログを更新したのが3月10日。その日まではこんなことが起こるなんて想像もしていませんでした。

被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

3月11日は夜、自宅でちょっとした集まりを持つ予定で、その時間が近づいてきたのが気になり出していました。そしたら、日本の歴史を変えた14時46分。職場で突然、巨大な地震。思いのほか慌てはしませんでしたが、すさまじい揺れが、しかも長い時間続いたので驚きました。

Xsc110311_017経理の棚があっという間に倒れ、観音開きの扉が壊れてしまいました。私の横の書棚も崩れそうだったので、それを手で押さえ、揺れの収まりを待ちました。

通信は途絶。携帯は電話もメールもつながらなくなりました。どこが震源でどのぐらいの規模なのかも分かりませんでしたが、社員の持っているワンセグとカーラジオで少しずつ情報が入るようになりました。女子社員の中には泣き出す者もいて、みんなの家族の安否が気になりました。

Xsc110311_024倉庫の中はガチャガチャ。棚が倒れ、商品が散乱してしまいました。当社は鉄やステンレス製の商品が多いので、地震のとき倉庫にいたら、大けがをしていたところでした。

道路はあっという間に大渋滞。みな、海からの避難と自宅に向かう車列だったろうと思います。当社も海から近い場所にありますので、津波の襲来が心配されました。会社に留まるのがいいのか、山の方に逃げるべきなのか、時間がかかっても自宅に向かうべきなのか、情報が乏しく判断に迷うところでしたが、社員一同いったんは山の方に向かい、歩いて避難しました。

そのとき藤原川を渡りましたが、津波が来る様子はありませんでした。が、緊急配備した警察の方に伺うと、津波はすでに到達していたとのこと。よく見ると小舟が岸に乗り上げていたり、被害の跡を見ることが出来ました。このときはまだ、各地ですさまじい津波被害が起こっていることなど知る由もありませんでした。

Xsc110311_033その後の余震も落ち着いた感があったので、しばらくして会社に戻り、夕方5時か6時だったでしょうか、帰宅の途に付きました。自宅集会への参加を呼びかけた方々への連絡も出来ませんでしたが、一番の関係者とは何とか携帯がつながり、今日の中止を確認しました。

帰宅にどれだけの時間がかかるか分かりませんでしたので、帰るルートを考えましたが、6号バイパスは大渋滞でしたので、あえて海側の産業道路方面に行ってみました。しかし、すでに道路は冠水し、海になっていました。一帯が不気味な漆黒に包まれていました。後から知ったことでしたが、小名浜にも夜、津波の第2波、第3波が襲い、それが第1波より大きかったというのですから、こんなときに海方面には行かない方がよかったと、今にして思います。

致し方なく、大原を通るルートで自宅に。ふだんよりは車が多く通っていましたが、それほどの時間をかけずに戻ることが出来ました。道路はすでにボコボコに隆起や陥没していました。

自宅に着いてようやく、家族の安否を確認。長女が平の学校から戻っていません。今どこにいるのか? 学校にいるのか? 戻る途中のバスの中なのか? その確認も取れません。とりあえず学校に向かおうと、車を走らせました。住吉あたりでたまたま娘に電話がつながり、学校にいることを確認しました。バイパスを避け、海沿いの道を通ろうと思いましたが、途中で通行止め。このとき豊間方面は津波の甚大な被害を受けていたのです。私は鹿島街道に出て、そこから北上しました。

学校では担任の先生なども待機してくださっていて、娘を守ってくれていました。ほとんどの生徒はすでに帰宅した後で、娘をようやく連れ帰ることが出来ました。

幸い、電気だけはついていましたので、まっ暗闇での夜は避けることが出来ましたが、こうして長い1日が終わりました。そしてそれは、それからの長い復興の道のりの、ほんの始まりだったのです。

※震災後、色々なことがありましたが、振り返りながら少しずつUPしてみようと思っております。

|

« レ・ミゼラブル-ちょっと背伸びした本に挑戦〈読み聞かせ〉 | トップページ | 究極の失望〈菅内閣不信任案〉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/161453/51745143

この記事へのトラックバック一覧です: 2011年3月11日:

« レ・ミゼラブル-ちょっと背伸びした本に挑戦〈読み聞かせ〉 | トップページ | 究極の失望〈菅内閣不信任案〉 »