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2008年12月16日 (火曜日)

小名浜大好き!〈フラオンパクまち歩き〉その2

(その1からつづく…まずはその1をご覧下さい↓)

Xsc_0107こうして、江戸時代から続く漁業家、酢屋に到着。Xsc_0086今年は日本全国に酢屋さんの不幸な事故が報じられたが、そうした胸痛い出来事の記憶が覚めやらない中というのに、野崎哲社長の奥さん、野崎早苗さんが温かく出迎えてくれ、古い漁業家らしい立派なお宅にあげさせていただく。立派な神棚、「昭和十六年」と書かれた金刀比羅宮のお札、「海是寶」の書、Xsc_0088広々とした縁側…。Xsc_0102神棚は漁船の船底の板から作られたものということだ。古い作りの家に不思議とマッチしているのが、手作りとおぼしきイタリア製というガラス細工の照明。早苗さんがご自分で作られている、バッグを始めとする各種袋物。こだわりのあるいい布地を使って丁寧に作られた品々は、ネット上の楽天市場でも販売されている。女性陣はこういうものに目がないらしく、参加された皆さんはそれぞれお気に入りの商品を買い求めていらっしゃった。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/c-syndicate/

Xsc_0112Xsc_0108つづいては、すぐ向かいにある私の実家、塩屋。塩屋は大正3年に創業した船具商。今は鉄鋼を始めとした建築資材全般の商社に変貌している。やはりうだつのある家であり、茶の間の作りなどはこの辺の古い家で見かける独特のものとなっている。この古い母屋を残して、昨年、裏に新しい住居を造った。新進気鋭の建築家・廣瀬大祐氏と我が市民会議の蛭田修二会長による設計で、いろいろなこだわりをもって作られた住居である。
http://www.shioyasangyo.jp/
http://www.archicomplex.com/jp_works.html

Xsc_0114古湊の通りを抜けるところにひまわり信用金庫の旧古湊支店がある。支店の営業が休止された後、我々市民会議でしばらく「まちなか資料館」としてお借りしていたこともあり、ウィンドウには「小名浜港発祥の地・米野地区案内図」というのが貼られている。米野というのは古湊の古い言い方。江戸時代、この辺は「米野村」だったのである。

Xsc_0123通りを抜け、富ヶ浦公園への坂道を上る。この公園は小名浜一の桜の名所と呼ばれ、Xsc_0119小名浜のまちと太平洋を一望するさまは絶景である。この公園には、昭和初期、小名浜港建設のため内務省に命懸けの陳情をした小名浜町民「白だすき隊」を称える碑が建っている。当時の小名浜町長・小野晋平がその先頭に立ったのだが、晋平に始まる小名浜の港づくり、まちづくりの歴史が先ごろ福島中央テレビで番組化され、「ふくしまの素顔・小野晋平~国際港・小名浜の整備に奔走した男たち~」として放送された。不肖わたくしも、取材を受けて登場したのであった。

Xsc_0128Xsc_0129Xsc_0132Xsc_0134一応、フラオンパクのプログラムとしてはこれで解散。が、出発点の小名浜魚市場に戻る道々、小野浩さんの語りは続く。本日は立ち寄れなかったが、1443年に開山されたとされる「真言宗智山派、開虎山観音寺、浄光院」を横に見、かつて水産試験場があってさまざまな研究の行われた、小名川沿いの割烹・野崎荘、B級グルメの代表格、食堂みやぎ、上述の小野晋平さんの銅像と海員会館、市場食堂、さすいち、うろこいち、チーナン食堂といった小名浜ならではの味覚の数々。

約3時間の行程は意外にも盛りだくさんで、小名浜の原風景と地域の人々の温かさに触れられる旅であった。小名浜ってこんなに面白いのね。小名浜出身者でも意外と知らない小名浜の生の姿。是非沢山の方々に味わってもらいたい。

ということで、最後にフラオンパクの小名浜まち歩きプログラムをご紹介します。
『港町 小名浜おもしろ散歩』9:30~12:00 参加費1000円
 12月14日(日)※終了
 1月11日(日)
 2月8日(日)
『港町 小名浜「魚とお友達」』9:30~13:00 参加費2500円
 ※野崎荘で昼食あり(どんこ鍋の予定)
 12月21日(日)
 1月25日(日)
 2月22日(日)
ツアーの中身は今回ご紹介した内容がベースですが、参加された皆様の興味と関心、案内人・小野浩さんのひらめきにより、いかようにでもアレンジできます。ここが手作りツアーの面白いところ。
問い合わせは「小名浜まちづくり市民会議」事務局までどうぞ。TEL0246-52-1275
ここにはわたくしがおります。
申し込みは基本的には、「いわきフラオンパク」事務局まで。TEL0246-43-7923
ネット予約はこちらから。
http://iwakihula.onpaku.com/modules/program7/index.php?id=2
でも、分かりづらい場合は市民会議への電話申し込みでもけっこうです。
お申込みは、それぞれ実施日の前日までにお願いします。

ということで、小名浜まち歩き、楽しいよぉ(^_^)v

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コメント

ブログ、拝見しました。儀助漁業の克之君からのメールにアドレスが添付されていました。
我家にいらっしゃる前に寄って来たところや、桜の木のcherryblossom家の方に偶然お会いになった写真とか楽しく拝見しました。
先週はあいにくの雨でsprinkle歩きにくかったでしょうね。明日はお天気は悪くなさそうです。商売柄お天気は我家の重要事項です。
明日は先週ほどばたばたせずにツアーの方をお迎えできそうです。japaneseteaお待ちしています。小名浜を好きになってくれる人が増えるといいですね。

投稿: くさんちっぺ | 2008年12月20日 (土曜日) 09時31分

明日、参加します!
ブログを読んで予習しました~。
探検前のわくわくした気持ちでいます。

投稿: 里見喜生 | 2009年1月11日 (日曜日) 02時08分

本日は、散策案内。ありがとうございました。

私も里見さんのように、
事前に勉強していれば、もっとよく理解できたと思いますが、それでも、楽しく観て歩くことが出来ました。


強いて我がままを申せば‥
出来れば、ブログのUPは、季節ごとにお願いできれば幸いです。
実は、2年前から、拝読させていただき、散策の参考にさせていただいておりました次第です。

投稿: 吉田 充 | 2009年1月11日 (日曜日) 19時38分

くさんちっぺさん、里見喜生君、吉田充さん、コメントありがとうございました。我がブログ、大した内容ではないのですが、もっと更新せよとの要望が断続的に押し寄せております。も・ち・ろ・ん、私の計画では週1の更新なのであります。でも、なかなかそういかない。それにしても、もう少し頻度を上げるように頑張りますっっっ。

投稿: 小野潤三 | 2009年1月12日 (月曜日) 15時49分

初めまして。
現在は福島市に住んでいますが、いわき市出身です。
湯本温泉の足湯についての記事を読ませていただきました。
NTT東日本が配信している、ライブ「福島の空」というサイトに湯本三函の足湯があります。
御記事には、そのサイトが紹介されていまのせんが、ご存じなかったのでしょうか。
老婆心ながらコメントいたします。

投稿: じいじ | 2009年3月16日 (月曜日) 13時16分

 今日は小名浜機船底曳網漁業協同組合の件で
お世話様になりました。お忙しい中、東京からのお客様を案内してくださったそうですね。
ありがとうございました。

 話は変りますが「小名浜ワクワクガイドブック」というものがある、とお聞きしました。
どこに行けば手に入れられるものでしょうか?
教えていただきたいと思います。
お手数をおかけいたしますがよろしくお願いします。

投稿: くさんちっぺ | 2009年4月30日 (木曜日) 23時20分

くさんちっぺさん、コメントありがとうございます。

更新するとのお約束を守れていないのに、本ブログをお見捨てにならず、ありがたいことでございます。

「小名浜ワクワクガイドブック」は小名浜まちづくり市民会議事務局のあるまちづくりステーション小名浜と鹿島ブックセンターで販売しています。1冊300円です。

まちステは土日祝日はお休みですので、ご注意を。市民が行き交う場として設けている場所ですので、ぶらりとお越しいただければと思います。

投稿: 小野潤三 | 2009年5月 1日 (金曜日) 09時31分

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