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2007年4月30日 (月曜日)

意外に見所満載〈田人〉

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Img_59701週間前の土曜日(14日)、カミさんが夜ノ森の桜を見たいと言ったが、どうせならいわき市内にしようということで、去年の桜めぐりで開花のタイミングに合わなかった田人の石割桜を見に行くことにした。…が、今度もどうやら早すぎたようで、開花の兆候すら見えなかった。まちなかはもう葉桜なのになあ。田人がよほど寒いのか、この桜が特別なのか。いずれにせよ、見頃は2週間後と狙いを定め、せっかくだからこの日は田人めぐりをした。

Img_5948まず、勿来から国道289号線(ニーパッキュー)を行くと、「海の見えるダム」四時ダムがある。海を望めるダムは珍しいそうだ。ネットで検索すると全国にここだけではないようだが、ダムというのはふつう山奥にあるものだから、珍しいのは確かなのだろうImg_5951(右側の写真は海を望んでいる。が、天気が悪くて太平洋は見えず)。それはそうと、緑の木々でこんもりとした山々を借景に満々と水をたたえる姿には、ほっとした気分にさせられる。竣工が1983年。治水と利水を兼ねたダムで、いわき市南部地区の飲料水や工業用水を供給している。竣工の記念碑に当時の松平知事が揮毫しているが、何ていう字かなあ、と思っていたら、「潤」だった。なるほど。ダムだからね。自分の名前の字が読めなくて恥ずかしい。
http://www.pref.fukushima.jp/iwaki/kensetsu/samekawa/shitoki.html

Img_5965R289沿いは近年、色々個性的な店が出来ていて面白い。まずは「国道289森の駅」へ。地元の農産物やその加工品などが売られている。もちやたくあんなどを買う。Img_5966国産地鶏をその場で揚げてくれるのでみんなでフーフーいいながら食べた。足湯もあったが、ホントの温泉ではない。店のおばさんに聞いたら、標高が高いから温泉掘るのは大変、とのこと。それはそうだ。

Img_5967少し先に行くと、「カントリーハウス・キャロット」という洒落た雑貨のお店がある。品物を興味深く見ていたら、売り物の紅茶を何種類も入れてくれた。Img_5968強いハーブの香りがして、美味しくいただいた。気に入ったコーヒーカップなどを購入。こういう場所で商売をやっていけるというのは、固定ファンが少なからずいるということなのだろう。色々なものが置いてあるが、どれもこだわりを感じさせるものばかりだ。

Img_5963それと帰りには、「おやじがんこそば」でそばを食べる。けっこう美味しかった。

石割桜がダメと分かって、今度は荷路夫に向かう。荷路夫はどうやら「にちぶ」と読むらしい。「にじぶ」という人もいたが、郵便番号のサイトでルビが振られていたので、それが正しいのだろう。最近まで私は「かろふ」と読んでいた。それぐらいだから生まれて42年にして初めての訪問であることは言うまでもない。

Img_5978行く途中、田人一小と田人中学校に遭遇。高校の時、田人中出身者がいたなあ、などと思いつつ、存外立派な建物の前で野球部が練習している風景を眺めた。少し道を入ると、側溝を山水が勢いよく流れていて、小さな水車が回っていた。面白い。

Img_5982荷路夫に行ったのは、手作りパンの店「すぎの子」が目的だ。しばらく前にいわき市主催でふるさと回帰運動の講演会とパネルディスカッションが行われたが、そこにいわきの中山間地でまちおこしをする人たちが何人か出席していた。その一人が「すぎの子」の多田秀男さんという方だ。多田さんは市外からの移住組で(中山間地でまちおこしをしているのは多くが移住者だ。この土地が気に入ってわざわざやってくるだけの気持ちと行動力があるということなのだろう)、シンポジウムではよそ者としてこの地になかなか受け入れられなかった悪戦苦闘が語られていた。パンは予約をしなければならないようだが、少し話でも伺えればいいやというつもりで行ってみた。が、お店は見ることが出来たが、そのときは誰もおらず、話を伺えなかった。残念。
http://www.hibinoshinbun.com/files/84/tadasan.html

Img_5988_1つづいて目指したのは貝泊。これは「かいどまり」と読む。中学校の頃、教頭先生が校長として転勤していった先が、確か貝泊中学校だった(正確には貝泊小中学校。今はやりの中高一貫教育を先取りする小中一貫教育か?)。

Img_5992貝泊のキーパーソンは広木一賀さんという方。貝泊では数年前から「貝泊コイコイ倶楽部」というのがあって、移住者募集を行ってきた。貝泊に「来い来い」というわけだ。それに乗ってやってきたのが広木さん。今はブルーベリーなどの栽培を行っているらしい。貝泊小学校は児童がいなくなっていったん休校になってしまったが、広木さん一家の移住により再開した。学校を再開させちゃうなんて、すごい! 貝泊を走ると、あちこちにコイコイ倶楽部の看板がある。まちを何とかしようという思いが伝わってくる。団塊世代の受け入れに全国各地が競っているが、こうした受け入れ側の熱意がどれだけあるかというのが大事なことだろう。
http://www.kaidomari.net/
http://www.hibinoshinbun.com/files/soukangou/kaidomari.html
http://www.hibinoshinbun.com/files/28gou/chiiki_28.html

Img_5989Img_5991貝泊は「名水の里」。湧き水を車のトランクいっぱいに汲みに来ている人がいた。我々もペットボトルに汲んで飲んでみたが、う~ん、まあまあかな。小名浜や平の水道水よりは明らかに美味しい。

ホントはもう少し散策などしてみたいところだったが、午後から出掛けたせいもあってあっという間に夕暮れになってしまった。意外に見所満載、な田人でした。特に土日はけっこう幹線道路は賑わっている。こういう場所で別に急激な開発などしなくてもいいので、今のコミュニティが崩壊しない程度にまちを守っていただきたいものだ。

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